子供のプログラミング教材にスクラッチが選ばれる【理由と課題】
子供のプログラミング教育がいよいよ間近にせまってきました。
プログラミング授業にスクラッチを取り入れる学校が多いとききました。
スクラッチについてぜんぜんわからないので、詳しく教えてください!

という疑問に、今日はお答えします。

目次
・スクラッチが子供のプログラミング教材に選ばれる理由
・スクラッチとは?
・導入にあたっての課題

わたしはプログラミングにはもともと興味があって、初心者ですが、独学でアプリ開発の基礎を学んだりしています。

子供達にも早期にプログラミングを勉強させたいと思い、2018年8月からプログラミング講座レゴeducationを受けさせています。

わりと早い時期から子供向けのプログラミングの情報収拾を行なっていますので、そのような経験をベースに、情報を発信しています。

スクラッチが子供のプログラミング教材に選ばれる理由

先日、6年生の娘が学校でプログラミング体験をしてきました。
その時もスクラッチを使ったそうです。

なぜ、学校現場でもスクラッチが選ばれるのでしょうか?

理由①:無料だから

スクラッチは誰でも無料で使うことができます。

学校でもプログラミング教室の授業でも、完全にライセンスフリーで、無料で永続的に利用可能です。

しかも、スクラッチのサイトにアップされたプロジェクト(作品)は、誰でも自由に使うこともできます。

完全に無料で利用、活用することができるので、スクラッチを導入する学校が増えていくのです。

※なぜ無料なのか?は後半で説明します。

理由②:先生方が使いやすいから

スクラッチが、先生方にとっても使いやすいツールだからです。

(そもそも先生自身がプログラミングというものをスムーズに理解できないことには、子供に良い指導はできませんので。)

スクラッチは子供向けに作られているので、直感的に操作できるようになっています。

※操作については、後半で画像を引用して具体的に説明しています。

子供だけでなく、大人にとっても使いやすいスクラッチは、プログラミング初心者の先生方にとってもとっかかりやすい教材なんだと思います。

また、スクラッチのサイト内で、教育者アカウントを作ることができて、そこで生徒の学びの進捗管理などができたりもします。

スクラッチは、教える側にも優しいツールだから選ばれるのだと思います。

では、そのスクラッチって、いったいどういうものなのでしょう?説明します。

スクラッチとは?


スクラッチ「Scratch」は、プログラミング言語の1つです。

アメリカのIT系で有名な大学、マサチューセッツ工科大学(通称MIT)ってきいたことありますか?

スクラッチは、MITのメディアラボのライフロングキンダーガーテングループによって開発されました。

もともとは、8歳〜16歳の子供向けに開発されたものですが、その使いやすさから、大人からお年寄りまで、幅広い年齢層の方が使っています。

たとえば、学校、図書館、美術館等の教育系現場の様々なシーンで活用されています。

8歳以下の子供達のために、ScratchJrというのもあります。

 

では、スクラッチの中身について、以下の順番で説明します。

・スクラッチでは、どういうことができるの?
・無料で使える理由は?
・使い方は?
・スクラッチのまとめ

スクラッチでは、どういうことができるの?

スクラッチを使ってプログラミングをすると、物語やゲームやアニメーションを作ることができます。

そして作ったプロジェクト(作品)は、スクラッチのオンラインコミュニティで世界中にシェアすることができます。

無料で使える理由は?

パソコンやタブレットを持っていたら、スクラッチは、誰でも無料で使うことができます。

こんなに良いものがなぜ無料で使えるのでしょうか?

その理由は、スクラッチは、助成金と寄付金で開発と維持が行われているからです。

(アメリカの大学ってすごいと思いませんか!?)

スクラッチのサイトにアップされている世界中から集まったプロジェクト(作品)も、ロイヤリティフリーで誰でも無料で活用することができます。

ちなみに、他人に活用されたくないものは、スクラッチのサイトにはアップしないよう注意文がかかれています。

使い方は?

使い方は直感的で、簡単です。

150以上の国で利用され、40ヶ国語に対応しています。もちろんですが、日本語もにも対応しています。

ちなみに日本語は「日本語」と「にほんご」が選べて、ひらがな対応もしていますので、低学年の子が使うときは良さそうです。

・OSは、Windowsでもmacでも大丈夫です。

・使えるブラウザは、以下のとおりです。
Chrome(63以上)
Microsoft Edge(15以上)
Firefox(57以上)
Safari(11以上)
(注意)インターネットエクスプローラーでは使えなくなりました。

使い方を順をおって説明します。

まず、スクラッチのサイトから、上の「作る」のバナーをクリックします。

すると、以下のようなプロジェクト画面が立ち上がります。

さっそくこの画面から作成することができます。
この時点では、ログイン等必要ありません。

右側にいるこの猫、最近よく目にしませんか?
スクラッチのシンボルで、スクラッチcatっていうキャラクターです。
デフォルトでは、このキャラクターを動かすところからスタートします。

実際に、わたしもやってみました。初体験です。
最初の画面で、チュートリアル(説明動画)が出てくるので、最初はそれにそって言われるがままにやってみました。

上のようなカラーのついたブロックをドラッグ&ドロップして、スクラッチcatの動きにつけていきます。

ちなみに、上の図のようなブロックの組み合わせだと、こんなアニメーションになります。

「旗マークをおすと、猫が30歩歩き、にゃーと泣き、2秒間こんにちはと言い、2秒間うーんと考える」

操作は直感的にできますし、このような「動き、見た目、音、イベント」などの比較的単純な組み合わせは、1回チュートリアルを見るだけで、小学生でもすぐできるかんじがします。

でも、「制御、調べる、演算、変数、ブロック定義」とかになると、なんとなく難しさを感じるのは私だけでしょうか・・・。自分ひとりではできない感じがしたので、チュートリアルを見ることに・・・。

チュートリアルのページにいくと、細かく、やりたいこと別に説明動画が出てきました。

子供向けに作られているだけあって、かわいくて、簡単そうに見えます。
実際にいくつか開いて見てみると、英語の説明動画が多かったです。
字幕がついていますが、説明スピードも早いので、小学生にはちょっとわかりづらいかなというかんじがしました。

「スクラッチ マニュアル」でググってみると、スクラッチについて、やり方を詳しく解説してあるサイトや動画はたくさんでてきました!

初心者にはとても助かります!!

スクラッチのまとめ

・スクラッチというのは、ゲームやアニメを作成できるプログラム言語のこと
・パソコンやタブレッドがあれば無料で使える
・ひらがなにも対応していて小学校低学年でも使いやすい
・使い方は、簡単なところもあれば難しいとこともある
・チュートリアル(説明動画)がたくさんあるが、英語のものもあり、わかりづらい
・ググると、解説サイトはたくさんある

無料で使えるというのは本当に嬉しいですね。

わからないことがあったら、ググれば色々でてくるので、まずは実際に使って操作してみるのが一番だなと思います。

導入にあたっての課題

スクラッチは本当にすばらしいプログラミングツールだと思います。

パソコンとネット環境さえあれば、簡単にできるので、大きな設備等になども必要ありません。

課題は、学校に「教えられる人がいるかどうか」だと思います。

使いやすい簡単なツールであることは確かですが、教師サイドをある程度スクラッチが使えるように教育できないことには、

学校でのスクラッチを使ったプログラミング教育は失敗する可能性が高いです。

・無料であること
・使いやすいこと

この2つの理由で、スクラッチは日本の小中学校、高校、大学、また各種プログラミング教室からも選ばれています。

しかし、いくら無料で良いツールだからといっても、使いこなすことができなかったら無意味です。

無料で使えるのは喜ばしいことですが、反面、自分たちで使い方を学んでいかなければならなりません。

 

独学では時間がかかってしまう子のために、スクラッチを通信で学べる講座もあります。

専門家が指導するニーズも高まっていきそうです。

 

D-SCHOOLオンラインのスクラッチ教材

【Z会プログラミング講座】公式サイト

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